2022年10月1日に開催された第16回富士山麓トレイルランに参加してきました。
今年は新しいことに挑戦しようと思い、地元の友人と初めてトレイルランの大会にエントリーしました。
大会情報
日程
- 2022年10月1日(土)
例年9月最終週か10月第1週の土曜日です
種目
- ロングコース 18km
- ショートコース 10.6km
ショートコースの部に参加しました
我々のようなトレラン初心者も多くいらっしゃいました
参加費
- ロングコース 6,000円
- ショートコース 5,000円
ロードの大会とそれほど変わりませんね
コース
左右に富士山と富士五湖を望むワンウェイコース。
累積標高は474mとのことです。
会場
メイン会場は河口湖の畔にある小海公園。綺麗なところですね。
前日に東京まで移動して一泊。翌朝新宿から高速バスで河口湖に向かいました。1時間くらい余裕を見て予約したのですが、バスに乗ったら「高速道路が混雑していて1時間以上遅れます」とのこと。先に会場入りしている友人に慌てて連絡し、スマホで参加証の写真を送って代わりに受付してもらいました。
スタート前ギリギリに会場に到着し、友人に手伝ってもらって何とか間に合いました。友人に感謝。
週末の中央自動車道はいつもこんな感じらしく、当日移動の人は要注意です。
レースの振り返り
初めてのトレランなのであまり無理せず、怪我をしないこと、楽しく走ることを目標にしました。
でも一緒に参加した友人にだけは負けたくない(笑)。
スタート前の心地よい緊張感の中、サックスの演奏でテンションが上がっていきます。
いくつかのウェーブに分けられて、時間差でスタート。友人は1つ後ろのウェーブでした。
背後から迫り来る友人の影に怯えながら走りました(笑)。
前半は登りが続き、ランナーが密集します。走るというより歩いて登っていく感じです。
想像より急斜面だったので、渋滞していなくても走って登れる気はしませんでした…
よく晴れた暑い日でしたが、コースはほとんど日陰になるので涼しく感じました。
足和田山の頂上付近になると視界が開けて富士山が綺麗に見えます。
富士山はこの大会の前日が初冠雪だったらしいです。
下りに入ると一気にスピードが上がって、視界に入るランナーの姿も減ってきます。
足元が不安定で挫かないように集中して走ったので、写真を撮る余裕がありませんでした。
ロードの大会だと自分は後半に足が痛くなるのですが、この日は体幹にきました。
体を支えたりバランスをとるのに、いつもと違う筋肉を使うみたいです。
何とか友人に追い抜かれずにゴールできました。
転倒や怪我もなく、迷子にもならず、最後まで楽しく走れました。
運営もしっかりしていて、初心者でも安心して参加できる大会なので、トレランデビューの方にオススメです。
とはいえ体力づくりしていかないとしんどいですし、ロードより怪我しやすいので、しっかり準備してのぞみたいですね。
ハーフマラソンを完走できる人なら多分ショートコースは余裕だと思います。
自分にはこの前の田沢湖マラソン(ハーフ)の方が遥かに過酷でした…
私はこの大会ですっかりトレランの魅力に取り憑かれてしまいました。
チャンスがあればぜひ他の大会にも挑戦したいです。
ちなみに友人もブログでこの大会を紹介しています。
https://nsman-compass.blog/第16回富士山麓トレイルランに参加して/
準備
初めてのトレランで何を準備したらいいか結構迷いました。
参考までにトレラン初参加にあたって私が準備したものを載せておきます。
- トレランシューズ
- トレランザック
- 給水ボトル
- テーピング
トレランシューズ
他のものは自分で選んだんですが、シューズだけは経験者にオススメを聞きました。
Salomon のsense ride、HOKA ONEONE のspeedgoat、他にcolombia、ALTRAなどを教えてもらいましたが、あまりよくわからなかったので結局最初に勧められたSalomonにしました。
いざ購入しようと思って困ったのが、なかなか置いてるお店がない。街に出たら取り扱い店があるけど、本番が近づいていて買いに行く時間がない。
そこでAmazonで購入することにしました。
靴をネットで購入するのは抵抗があったのですが、‘try before you buy’ というサービスがあって、prime会員であれば7日間無料で試着できるということでした。
すぐに発送してもらえて、店舗に行く手間も省け、ピッタリのシューズを当日までに購入できて助かりました。
ロードのシューズで出場しちゃおうかとちょっと迷ったのですが、実際に走ってこれは買っておいて良かったと思いました。
トレランのコースは凹凸が多く、地面も滑りやすいです。下りでは特に捻ったり滑ったりしそうになる場面が多くありました。怪我のリスクを下げるためにもグリップ力・ホールド力に優れたトレランシューズは必須だと思います。
トレランザック
種類がたくさんあって正直とても迷ったんですが、短いレースなので容量・機能は最小限でいいと判断しました。
この大会では容量は5Lで十分でした。
前に500mLのボトル2つ、後ろに雨具と救急セット(テーピング)を入れられました。
何倍もする高価格帯のものもあったのですが、初めてなのでリーズナブルなものを選択しました。
比較していないので何とも言えませんが、今回はこれで特に不満は感じませんでした。初心者には十分かなと思います。
給水ボトル
これは正直コスパで選びました。
匂いが気になるなど賛否が分かれるようですが、自分は気になりませんでした。
よくバカ舌と言われるので、参考にならないかもしれませんが(笑)
テーピング
捻挫した時の応急処置用としてあると良いです。
大学生時代、部活でよく使っていたお馴染みのやつを選びました。
そのままだとかさばるので、予めちょうどいい長さに切ってザックに入れました。
宿泊
レース後は友人と一緒に河口湖の近くのホテルに宿泊しました。
今回宿泊したのは、富士河口湖温泉 若草の宿 丸栄さんです。
部屋、お風呂、屋上の展望台から富士山や河口湖の景色を楽しむことが出来ます。
疲れ果てて部屋で休んでいたので、夕暮れ時の富士山を見逃してしまったのがちょっと心残り…
貸切露天風呂は別料金ですが、ベビーバスやオムツ替え台も用意されているので、小さいお子さん連れのファミリーにもオススメです。正面に富士山が見えるのもポイントが高いです。
夕食は部屋食で、量もお味も大満足の内容でした。走った後のご飯はまた格別です。
久しぶりに会った友人との会話も弾み、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
スタッフさんのホスピタリティーも高く、家族旅行でまた来たいと思える素敵なお宿でした。
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