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カルシウムとタンパク質の摂取量を増やすと高齢者の転倒・骨折は減らせるか?
転倒・骨折は、高齢者の予後とQOLを悪化させる大きな問題です。カルシウムやタンパク質が骨にいいイメージはありますが、その摂取量を増やしたら本当に骨折を予防できるのでしょうか。 Effect of dietary sources of calcium and protein&n... -
PHQ-9によるうつ病スクリーニングの精度は?
PHQ-9はうつ病のスクリーニングとして使用さています。今回はPHQ-9によるうつ病の診断精度を検証した研究を取り上げます。 Accuracy of the Patient Health Questionnaire-9 for screening to detect major depression... -
騒音環境に長年住むと認知症リスクが高まるか?
騒音への暴露は様々な疾患の発症リスクを高めると言われています。道路や鉄道に面した騒音環境に長年住むことは認知症の発症と関連があるのでしょうか。 Residential exposure to transportation noise in Denmark and incidence... -
PM2.5濃度と死亡率の関係は?
微小粒子状物質(PM2.5)濃度が高い地域では死亡率が有意に高いと言われています。では、PM 2.5濃度の高い地域から低い地域に移住すれば、その後の死亡率は低下するのでしょうか。 Changes in exposure to ambient fine particulate matter after relocati... -
糖尿病患者における低GI/GL食の効果は?
健康志向の高まりとともによく耳にするようになった低GI/GL食。糖尿病患者にどのような効果があるのでしょうか。 Effect of low glycaemic index or load dietary patterns on glycaemic control and cardiometabolic ... -
除細動前にアドレナリン投与、心肺停止患者の転帰は?
心肺停止患者の蘇生では、除細動適応のリズムであればすぐに除細動を行うのが基本です。本研究では、除細動適応リズムに対し、除細動より先にアドレナリンを投与された患者の転帰について検討しています。 Epinephrine before defibrillation in patients ... -
腰痛と変形性関節症に対する抗うつ薬の効果は?
腰痛はプライマリ・ケア医に受診する患者の主訴として非常に頻度の高いものです。近年、慢性疼痛に抗うつ薬が処方されることが増えていますが、効果は如何ほどのものでしょうか。 Efficacy and safety of antidepressants for the treatment of back pain ... -
超加工食品は炎症性腸疾患の発症リスクを高めるか?
炎症性腸疾患は以前から食事との関連が指摘されており、一部の地域で炎症性腸疾患が増加しているのは食生活の変化が原因と一つと考えられています。今回は超加工食品(ultra-processed food)と炎症性腸疾患との関連について検討した研究を取り上げます。 As... -
多疾患罹患は認知症の発症リスクを高めるか?
Multiimorbidity(多疾患罹患)は、高齢化の進行とともに関心が高まっており、このテーマを扱う研究は近年非常に増えています。今回は、多疾患罹患と認知症の発症のリスクについて検討した論文を読みました。 Association between age at&n...
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